ウェブ制作の過程を公開

誕生日を機に独立開業を考えているので相談に乗って欲しい。

お任せください。最適なプランをご提案させていただきます
ご提案書








今回の作品は開業を想定している弁護士事務所へのご提案資料です。
施作と一言に言っても様々な施作があるので、どんなことを達成したいのかを確認して、
ブラッシュアップして、何に取り組んで何に取り組まないかを整理して提案書に移ります。
制作物








今回は開業に伴い電子書籍を出版し、広告運用を通じてローンチを仕掛ける方法にまとまりました。
書籍の発行に至った経緯
◆クライアントについて
・40歳の誕生日を機に夢だった独立を叶えたい!
・元検事とか元裁判官のような強みはない。
・表彰をされたことなどはなく、ごく一般的だが事務所を持ちたい!
・とはいえ、営業はしたこともなく、得意先があるわけでもない。
・家族がいるので独立後の集客や収入は不安・・
・開業にあたってHPの制作を考えている。
・開業資金の予算は300万

不安の方が大きけど家族の応援もあってチャレンジしたい!うちの事務所の集客をお願いしたいんだ!
◆案件の確認
今回の新宿はじめ法律相談事務所さんは、開業に伴いHPを作りたいというご要望でした。依頼者は真面目で温厚でとても優秀な先生で、どんな仕事も依頼者利益のために頑張りたいという先生です。とにかく私がやれることは全てやりたい!という意気込みが強く伝わってきました。

先生の予算や、叶えたいことをお聞きして、ブラッシュアップして最終的な企画に落とし込みました。
◆コンセプトメイク
実は刑事事件に強い弁護士の先生で、刑事事件に巻き込まれる悩みは緊急性は高いかもしれませんが、多くの人が抱えている悩みには当てはまりません。そこで、様々なデータを分析したところ弁護士に依頼するお仕事のニーズは「離婚」が多いことがわかりました。さらに新宿氏は刑事事件を扱っていたので、圧倒的に男性と話す機会が多かった。そこからヒントを得て、初手は「男性専任」の「離婚問題に強い弁護士」として打ち出し、開業と出版記念パーティをやることを提案しました。

初手は男性専任の離婚弁護士になることを提案しました。
◆クライアントの反応
・出版しても自分の電子書籍を読んでくれる人なんているのか?
・「男性専用の離婚弁護士」を名乗ったら他の仕事が来ないんじゃないか?
・そもそも離婚はみんながやってる分野で勝負ができるのか?
・同業に変な目で見られるのでは?

不安も大きいけど、何かを変えないと昨日と何も変わらないよな。
◆ ウェブマーケティングの見立て
HPでは取り扱い業務についてクライアントの希望である「何でも屋」のように作る願いを叶えることにします。しかし、当然、何でもできる、というのは、比較検討されて価格競争に陥りやすいです。そこで、今回は新宿はじめ弁護士の刑事事件を担当していたという経歴から「男性専任」を着想しました。さらに「離婚問題は誰でもやっているのではないか?」という問いに対しては、それだけ需要のある分野なんじゃないかと思い、調べてみみた結果、年間の離婚件数は約18〜20万件(日本全国)もあるそうで、その中でも男性専任で書籍を出版している先生は一人もいらっしゃいませんでした。これなら「男性専任の離婚弁護士」でライバル不在のベストポジションをとりに行くことができました。

先生には本業に集中していただきたいので、書籍は広告運用で見込み客の開拓をします。
◆ さらに出版を重ねると専門分野が増える
他の仕事がこないのではないか?という不安もおありかと思いますが、初手は「男性専任の離婚弁護士」で顧客リストを獲得して、次は「企業買収」に興味がおありならば、次は「企業買収」にプロダクトを決めて出版を重ねていけば、新宿先生にベストマッチなお客様と出会うことができます。
このようにして専門性を増やすことも可能な戦略であり、かつ顧客リストも増えていきますので、収入のシュミレーションも作りやすくなっていくのではないかなと思います。

今回の見立ては、書籍の発行から広告運用を通じて、伴奏しながら夢を叶えていく方針でマーケティングまでを遂行しました。
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